台湾にあるクラフトビール・ブルワリー、サンマイが造る季節限定ビールです。
本作について、輸入元では次のように紹介しています。
「株式会社エムエスエンタープライズ (東京都 台東区 代表:青柳雅之) は、台湾 No1 クラフトビールブランド『SUNMAI(サンマイ)』の新商品『RED OOLONG TEA BEER』を 1,200 本限定にて販売を開始いたします。
飲みやすく、フルーティーなビールを発売してきた台湾の人気ブルワリー『SUNMAI』が、お茶の味わいや香りを楽しめる『紅烏龍ビール』を数量限定で発売。
『紅烏龍茶』で有名な台湾・台東鹿野『允芳茶園』(たいとうろくや「うんぽうちゃえん」)と共同開発した『紅烏龍ビール』は、生茶葉を段階的に入れる<ダブル抽出法>で抽出することにより紅烏龍茶の熟した果実の香りと甘みを楽しめるように作り上げました。
ふくよかでフルーティーな香りがクセになるビールです。
リッチな味わいを、ぜひお家時間のひとときや、大切な人へのちょっとしたプレゼントにご利用ください。」
日本で飲めるのは1200本だけですか、貴重なビールのようですね。
ところで、副原料の「紅烏龍茶」とは、どのようなお茶なのでしょうか。
分からないことがあるとすぐ調べたくなる私です。
調べた結果に寄りますと、「紅烏龍茶」は、紅茶と烏龍茶の作り方を融合させて作った大変珍しいお茶だそうです。
台湾では主に台東の鹿野で栽培・生産されています。
紅烏龍と書いてホンウーロンと発音します。
2008年ごろに誕生した歴史の浅いお茶ですが、その独特な味わいで国際的にも非常に高い評価を得ているとのことです。
紅烏龍茶は、赤ウーロン茶とも言い、どちらかと言えば紅茶に近い60%半発酵で、色も赤寄りです。
味は東方美人や密香紅茶にも似た甘みと、芳しいお茶の香りの両方を兼ね備えていてるとのことです。
赤ウーロン茶の味は、乳香、ロースト、ナッティなどと例えられ、口に含んだ後の余韻が喉の奥に長く続く特徴があるようです。
それでは早速飲んでみましょう。
グラスに注ぐと、赤みがかった薄い褐色の液体です。
強く濁っています。
口に含むと、甘い果実のようなフレーバーが口内に広がります。
モルト感も高く、濃厚です。
芳醇な味わいでとっても深いです。
おつまみのいらないデザートビールのよう、美味しくいただきました。
原材料は、大麦麦芽、ホップ、紅烏龍茶です。
(2023.3.26.)