イワナの散歩Ⅱ

渓流釣り,温泉巡り,近場のお出かけ,鹿島アントラーズ。すべては美味しいビールのために。2002年からの「イワナの散歩」,2018年リニューアルです。

台湾

No.4822 サンマイ紅烏龍茶ビール(台湾)

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台湾にあるクラフトビール・ブルワリー、サンマイが造る季節限定ビールです。

本作について、輸入元では次のように紹介しています。
「株式会社エムエスエンタープライズ (東京都 台東区 代表:青柳雅之) は、台湾 No1 クラフトビールブランド『SUNMAI(サンマイ)』の新商品『RED OOLONG TEA BEER』を 1,200 本限定にて販売を開始いたします。
飲みやすく、フルーティーなビールを発売してきた台湾の人気ブルワリー『SUNMAI』が、お茶の味わいや香りを楽しめる『紅烏龍ビール』を数量限定で発売。
『紅烏龍茶』で有名な台湾・台東鹿野『允芳茶園』(たいとうろくや「うんぽうちゃえん」)と共同開発した『紅烏龍ビール』は、生茶葉を段階的に入れる<ダブル抽出法>で抽出することにより紅烏龍茶の熟した果実の香りと甘みを楽しめるように作り上げました。
ふくよかでフルーティーな香りがクセになるビールです。
リッチな味わいを、ぜひお家時間のひとときや、大切な人へのちょっとしたプレゼントにご利用ください。」

日本で飲めるのは1200本だけですか、貴重なビールのようですね。
ところで、副原料の「紅烏龍茶」とは、どのようなお茶なのでしょうか。
分からないことがあるとすぐ調べたくなる私です。
調べた結果に寄りますと、「紅烏龍茶」は、紅茶と烏龍茶の作り方を融合させて作った大変珍しいお茶だそうです。
台湾では主に台東の鹿野で栽培・生産されています。
紅烏龍と書いてホンウーロンと発音します。
2008年ごろに誕生した歴史の浅いお茶ですが、その独特な味わいで国際的にも非常に高い評価を得ているとのことです。
紅烏龍茶は、赤ウーロン茶とも言い、どちらかと言えば紅茶に近い60%半発酵で、色も赤寄りです。
味は東方美人や密香紅茶にも似た甘みと、芳しいお茶の香りの両方を兼ね備えていてるとのことです。
赤ウーロン茶の味は、乳香、ロースト、ナッティなどと例えられ、口に含んだ後の余韻が喉の奥に長く続く特徴があるようです。

それでは早速飲んでみましょう。
グラスに注ぐと、赤みがかった薄い褐色の液体です。
強く濁っています。
口に含むと、甘い果実のようなフレーバーが口内に広がります。
モルト感も高く、濃厚です。
芳醇な味わいでとっても深いです。
おつまみのいらないデザートビールのよう、美味しくいただきました。

原材料は、大麦麦芽、ホップ、紅烏龍茶です。
アルコール度数5%。350ml750円(税込)。

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(2023.3.26.) 

No.4795 サンマイ・スーパードランク極濃(台湾)

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サンマイの新作限定ビールです。

販売店では次のように紹介しています。
「サンマイの春節限定醸造シリーズ。サンマイ史上最も濃いビール。ヴァイツェンボックスタイルのフルボディウィート。一年に28日間しか収穫出来ないとても貴重な龍眼ハニーを熟成の最後に加え、より濃厚に、より濃密に仕上がっています。」

かなり濃厚なビールのようです。
そのことは、商品名からも窺えます。

本作について、輸入元では次のように紹介しています。
「株式会社エムエスエンタープライズ (東京都 台東区 代表:青柳雅之) は、台湾 No1 クラフトビールブランド『SUNMAI(サンマイ)』の新商品『SUPER DRUNK 極濃(ごくのう)』を 1,200 本限定にて販売を開始いたします。
飲みやすく、フルーティーなビールを発売してきた台湾の人気ブルワリー『SUNMAI』が『SUNMAI』史上、最高アルコール度数8.5%の『SUPER DRUNK 極濃』を数量限定で発売。

小麦比率の高いヴァイツェンボック・スタイルのフルボディ・ビールで、熟成の最後に加える“龍眼はちみつ”が甘みを引き出し、芳醇な香りと濃厚な味わいに仕上がっています。
アルコール度数8.5%なのに飲みやすく、酔いと共に優雅な余韻を導きます。
濃厚な肉料理やスパイスのきいた料理と相性は抜群!お酒が好きなあの人への贈り物にも。大切な人と『SUPER DRUNK 極濃』の濃厚さを楽しんでみてはいかがでしょう。」

濃厚なだけではなく、アルコール度数も高いようです。
スタイルはヴァイツェン・ボックなのですね。
日本では1200本限定ということなので貴重な1本です。

それでは早速飲んでみましょう。
グラスに注ぐと、オレンジがかったゴールドの濁った液体です。
口に含むと、商品名の通り、とっても濃厚です。
柑橘の爽やかな香りと酸味がいい感じです。
トロピカルフルーツのフレーバーも感じます。
濃厚なのにフルーティーで爽やかです。
とっても上品で上質な味わい。
ゴクゴク飲むビールではありませんね。
じっくり味わえる旨味たっぷりの1本でした。

原材料は、小麦麦芽、大麦麦芽、ホップ、龍眼蜂蜜です。
麦芽使用率50%以上の発泡酒扱いです。
アルコール度数8.5%。350ml750円(税込)。
もっと安く購入できる通販ショップもあるようです。
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(2023.3.6.)

No.4750 グランド・モルト(台湾)

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いつもと違うスーパーマーケットに行ってみました。
見慣れない安い缶ビールがあったの買ってみました。
あまりにも安かったので、新ジャンルかなと思って手に取ったのですがしっかりしたビールのようです。
このスーパーは、CGCグループのスーパーなのでそれ系列のビールかもしれません。

家に帰ってよくよく見ると、なんと醸造は台湾です。
台湾のビールは、正直言って好みではないのですが、先入観で飲まず嫌いはいけません。
早速飲んでみましょう。

グラスに注ぐと、クリアーな薄いゴールドの液体です。
見るからに味が薄そうです。
口に含むと、見た目通り、薄味ですね。
原材料表記を見ると、麦芽、米、ホップとなっています。
米を使用しているからだと思いますが、麦の旨味より米のスッキリ感が上回っています。
ザーツ産ファインアロマホップ使用との表記もありますが、あまり感じることはできませんでした。
昔ながらのビールを醸造しているアジア諸国の大手メーカーに共通する味です。
麦芽の旨味や、ホップの苦味を強調したクラフトビール好きには、不向きな味わいです。
昔を懐かしみながら薄いビールを飲みたいという方にはよいと思います。
何と言っても新ジャンルや発泡酒並みの低価格が魅力的です。

アルコール度数5%。350ml148円(税別)。
神戸市の巨林フーズ&リカーが輸入しています。

それではここで、台湾のビール事情について調べてみたので紹介します。
台湾では、「全くアルコールを飲まない」「1週間に1度よりも少ない頻度」と答える人が6割を超えているそうです。
他の国と比較すると、あまり飲酒の習慣がない、アルコールを好まない、もしくはアルコールを控えている人が多いようです。
特に女性は、ほとんどお酒を飲まないらしいです。
また、日本だったら会社帰りにちょっと一杯なんてことがありますが、台湾ではそういうこともなく真っ直ぐ家に帰るのが普通のようです。
お酒を飲むのは特別なときに限られるようで、食堂などでもお酒はメニューにないということもあるようです。

ところが近年は、若者を中心に台湾でもクラフトビールが人気のようです。
醸造所の数も、人口や面積の比でいうと、日本よりもはるかに多いそうです。
クラフトビール・ブームは世界的な流れです。
ちなみに、一番人気は大手メーカーの「台湾ビール」ですが、キリン、ハイネケン、バドワイザー、アサヒ、オリオン、カールスバーグといった輸入ビールも人気があるようです。

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(2023.2.1.)



No.4498 台湾ビール・紅茶ラガー(台湾)

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全国ローソン、ナチュラルローソン限定で2021年7月27日に販売を開始した缶ビール、やっと買うことができました。
全てのローソンにあるというわけではなく、見つけるのに苦労しました。

さて本作は、台湾で100年以上の歴史を持つ老舗ビールメーカー「Taiwan Tobacco & Liquor Corporation」が製造するアッサム紅茶を副原料に使用したフレーバービールです。
2021年5月に販売したフレーバービール「ハニーラガー」がとっても人気だったので今回、第2弾の発売となったようです。

本作について、特徴として次の3点を挙げています。
1.世界四大銘茶の一つ、アッサム紅茶を特選
2.紅茶の豊かな香りと、ほんのりとした甘みをほろ酔いのアルコールで楽しめる
3.ほんの少しの渋みが引き立ち、喉越しが良く食事を邪魔しない甘さと軽さ
「アッサム紅茶」は、「世界四大銘茶」の1つなのですね。
それでは残りの3つは何でしょうか。

紅茶には詳しくないので、調べてみました。
調べてみると、「世界三大銘茶」はあるのですが「世界四大銘茶」はなかなか見つかりません。
やっと見つけると、そこには、「ダージリン(インド)、ウバ(セイロン)、キーマン(中国)の紅茶の世界三大銘茶に、アッサム(インド)を加えて世界四大銘茶とする。」とありました。
結局、アッサム紅茶は4番目ということなのですね。

解決したところで、早速飲んでみましょう。
グラスに注ぐと、クリアーなゴールドの液体です。
外観はごく普通のピルスナーです。
異なるのはその香り、紅茶の香りが漂います。
口に含むと、紅茶にラガービールを加えた味、商品名そのものです。
ちょっと甘みが強いですね。
アルコールが入っていますので、「午後の紅茶」ならぬ「夜の紅茶」といったところでしょうか。
おつまみは当然、「夜のお菓子」うなぎパイがいいかもしれません。
いや、うなぎパイだと全体的にちょっと甘すぎますかね。
うなぎパイには無糖紅茶が合う気がします。
本日のビール、おつまみなしでも美味しい「夜の紅茶」でした。

原材料は、麦芽、糖類、米(台湾産)、ホップ、紅茶パウダー、紅茶エキス、香料となっています。発泡酒扱いです。
アルコール度数3%。330ml298円(税込)。
横浜市にある東永商事が輸入しています。

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(2022.5.20.)

No.4378 サンマイ賀シリーズ・グレープフルーツIPA(台湾)

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昨日に続いてサンマイの賀シリーズです。

賀シリーズについて、醸造元では次のように紹介しています。
「SUNMAIからラベルに大きな『賀』の字を配した新フレーバー、祝賀ビールが出ました!
良いことがあったとき、ちょっとコンビニエンスストアに立ち寄るだけで手に入り、手軽に嬉しい気持ちを演出することができるように。
お誕生日や昇進、採用通知を受け取ったとき。提案が成功したり、愛が実ったとき。
あるいはどんなに些細なことでも、達成感があったとき。この祝賀ビールを手に取って、お祝いしてほしい!
今日、あなたは誰と何を祝いますか?」

何も祝うことのない私ですが、早速飲んでみましょう。
本作の商品名は、グレープフルーツIPAですが、ラベルには「葡萄柚IPA」と書いてあります。
グレープフルーツを中国語では「葡萄柚」と書くようです。
直訳のようなわかりやすい中国語です。
グラスに注ぐと、濃いめのゴールド。
微かに濁っています。
口に含むと、グレープフルーツの香りと酸味が口内に広がります。
とっても爽やかで、スッキリした飲み口です。
副原料にグレープフルーツを使用しているのは、ビール純粋令からすると反則ですが、これだけ美味しくなるならOKです。
麦の旨味もしっかりしています。
穏やかで味わい深い逸品でした。

アルコール度数6.5%。350ml658円(税込)。
グレープフルーツ濃縮液を副原料で使用しているので、発泡酒扱いです。

ちなみに、本作について、販売元では次のように紹介しています。
「トロピカルでフルーティーな3種類のアメリカ産ホップを使用し、赤グレープフルーツ果汁を加え醸造した、ヘイジーIPA。
『賀』という漢字がラベルに大きく描かれた、大変おめでたいデザインです!」

また、醸造元では、次のように紹介しています。
「滿滿啤酒花帶有熱帶花果香氣,加上紅葡萄柚飽滿多汁。適合連續品飲的最後一杯,精彩高調,震撼精釀酒友的味蕾。」

中国語は難しいので、グーグル翻訳で日本語にしてみます。​
「トロピカルフルーツとフルーツのアロマのあるホップがいっぱいで、赤いグレープフルーツはフルでジューシーです。継続的な飲酒に適した最後のカップは、クラフトワイン愛好家の味覚に衝撃を与え、素晴らしく目立つ。」
まあ、何となくは伝わってきました。

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(2022.1.18.)


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