昨日に続き、グルポ・モデロ醸造所が造る瓶ビールです。
昨日の「モデロ・エスペシャル」の黒版といった位置付けの商品です。
本作について、ウィキペディアで調べると、次のように書いてありました。
「モデロネグラは、オーストリアの移民によってメキシコで最初に醸造された5.4%アルコール度数のデュンケルスタイルのラガーであり、1926年にドラフトビールとして導入されました。
モデロネグラは、珍しい形の幅広の茶色のボトルに入っています。
トレードマークのゴールドラベル。
ビールのフルネームはCervezaNegraModeloです。
『modelo』という言葉は、スペイン語で『モデル』または『例』を意味します。
『ネグラ』は『黒』または『暗い』を意味し、『セルベザ』を変更します。」
ちょっとおかしな日本語になっているのは、英語版を日本語に翻訳したためです。
まあ、だいたいのことは伝わってきますので、細かいことにこだわるのはやめておきましょう。
さて本作も、昨日の「モデロ・エスペシャル」と同じく、独特の形状をした瓶です。
透明な瓶ではなく茶色の瓶です。
以前にも紹介しましたが、ビール瓶が茶色なのは、光を通さずビールの品質を保つためです。
ヘッドからネックにかけては、あの高級そうな金紙が巻かれています。
それでは早速飲んでみましょう。
グラスに注ぐと、琥珀色のクリアーな液体です。
思ったほど黒ではありません。
デュンケルというよりは、ウィンナー・スタイルのような感じです。
口に含むと、しっかりとしたモルトの旨味が口内に広がります。
個人的には、甘いと嫌だなと思ったのですが、甘くありませんでした。
いい感じです。
華やかなホップの香りも心地よく、スッキリスイスイいただけます。
それでいて深い味わい、なかなかの秀作です。
全体の印象としては、昭和テイストと言いますか、レトロな味わいです。
どこか懐かしく、しみじみした雰囲気が漂います。
ラーメンで言えば、昔ながらの中華そばといったイメージでしょうか。
たまに飲みたくなる、そんなビールでした。
原材料は、麦芽、ホップ、コーン、酸化防止剤(アスコルヒン酸)となっています。
アスコルヒン酸との表記は、アスコルビン酸の誤記でしょうか。
まあ、細かいことにこだわるのはやめておきましょう。
アルコール度数5.5%。355ml275円(税込)。
(2021.2.4.)