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本日のビールを醸造している「Exhibit‘A’(エグジビット エー ブリューイングカンパニー) 」は、2016年、アメリカの北東部・マサチューセッツ州フラミンガムに設立された若い醸造所です。

マサチューセッツ州フラミンガムといっても、地理に疎い私ですのでピンときませんが、グーグルマップで醸造所を検索してみると、住宅街のようですがたくさんの池があったり緑豊かなところのようです。
中心地ボストンから車で西に約1時間、ベッドタウンなんですかね。

さて本日の1本は、ニューイングランドIPAスタイルのロング缶です。
本作について、販売店では次のように紹介しています。
「大量のシムコーでドライホップした、ライ麦使用のニューイングランドIPA。桃、イチジク、プラムのアロマが口いっぱいに!!と素朴なモルトとダンコ社のライ麦と相まって、軽いパン感と苦味、滑らかなフィニッシュ!」

何だかちょっと日本語がおかしいような気もしますが、醸造元のホームページも一応確認してみましょう。
「Simcoe hops burst out of the glass with tangy peach, fresh figs and green plums. Balanced bitterness and earthy malt join in with Danko Rye for a light breadiness and smooth finish.」

短い紹介文ですが、念のためグーグル翻訳で訳してみます。
「シムコーのホップは、ピリッとした桃、新鮮なイチジク、緑のプラムでグラスから飛び出します。バランスの取れた苦味と素朴なモルトがダンコーライと相まって、軽いパンと滑らかなフィニッシュを実現します。」
まあ、何となくは伝わります。

それでは早速飲んでみましょう。
グラスに注ぐと、強く濁ったオレンジ色。
トロリとした濃厚な液体です。
口に含むと、大人のオレンジネクターといった感じでしょうか。
とっても苦いオレンジ果汁100%ジュースのようです。
桃、イチジク、プラムは微かに感じる程度ですかね。
ねっとりと濃厚な味わいながら、爽やかな酸味でとってもフレッシュ。
これはうまいです。
ヘイジーIPAの極み、傑作です。
 
アルコール度数6%。473ml1320円(税込)。
う~ん、値段がとても高いです。
輸入元のドリンクアッパーズによれば、ボストンから海上輸送をする場合、パッケージ日から日本へ届くまで通常2か月程かかるそうですが、本作は空輸便で輸入したためとっても新鮮だそうです。
航空運賃を考えると仕方がないのですかね。価格通りの旨さでした。

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(2022.1.7.)