2020年8月7日~8日のお出かけです。
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本当は、昭和村で渓流釣りがしたいのですが、県外に出るのは控えなければなりません。
新型コロナウイルスの第二波が確実にやって来ました。
誰かと濃厚接触するわけではありませんが、他県ナンバーの車が白い目で見られるのは気持ちのよいものではありません。
そんなことでビクビクしながら釣りをしても楽しくありません。
ということで、近場の海、県内の釣りです。

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今回は、昭和村の釣り仲間、HTさんとITさんの3人です。
HTさんもITさんも、渓流釣りを始める前は、海釣りが専門でした。
ちなみに渓流釣りに誘ったのは、私です。
したがって、渓流釣りは私の方が先輩ですが、海釣りは私が後輩ということになります。
向かった先は、前回HTさんに連れて行ってもらってサバが入れ食いだった波崎漁港です。
正確には波崎新港というのが正しいようです。
波崎新港は利根川の河口、橋を渡れば千葉県という茨城県の南端にあります。
漁港はとても広く、未だ建設途中といった感じで、未だ全体像が把握できていません。
地図を見ても、自分たちが漁港のどの辺りで釣りをしているのかはっきりわかりません。
まあ、釣れればどこでもよいのです。

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昼間は30℃をはるかに超える暑さのため、今回は夜釣りです。
金曜日の夜に出発しました。
人気の釣り場とあって、岸壁にはあちらこちらに釣り人がいます。
この港のよいところは、車を横付けにして釣りができることです。
釣り人は、外灯のある明るいところに多く集まっているようです。
ちょっと暗いですが、釣り人がいない広い場所を確保しました。
一本針のウキ釣りで始めましたが、ウキが暗くてよく見えません。
ミャク釣りに替えました。
アタリはありません。
3人とも釣れません。

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あまりにも釣れないのでHTさんが暇を持て余し、車で偵察に行きました。
港は広いので、車が必要です。
しばらくすると、凄い魚の群れを見つけたと、HTさんが戻ってきました。
引っ越しです。
今度は外灯があって明るいところです。
無数の魚が回遊しています。
サバかイワシかわかりませんが、とてつもない数です。
数千、いや数万匹はいるのではないでしょうか。
トリックサビキに仕掛けを替えます。
不思議です。
とんでもない数の魚がいるのに、釣れません。

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さすが海の近くの夏の夜です。
半袖シャツでは寒いです。
今の時期には絶対に着ないであろう長袖を羽織ります。
釣果も寒いです。
魚の群れは釣り人を馬鹿にしているようです。
だんだんと夜が明けてきました。
するとそのときです。
急激に魚が釣れ始めました。
浅いところではサバ、深いところでアジが入れ食い状態です。
たまに、イワシやメジナ、メバルも釣れます。

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回遊の時間と食事の時間は別なのでしょうか。
長い時間釣れなかったのが嘘のように釣れました。
アジは10センチほどの小物でしたが、サバやイワシは20センチ近くあり渓流竿で楽しいやりとりができました。
渓流釣りの未練ではありません。
渓流竿は、リール竿では味わえない引きを楽しめます。
楽しむことより、食べることの方が主目的のHTさんは、リール竿で私の3倍は釣っています。
とても食べきれない量です。
ITさんはというと、ルアーを投げたり、ぶっ込み釣りをやったり、多角経営がたたったようです。
海釣りは得意のはずなのに、私より釣れていません。
まあ、それぞれのスタイルで、それぞれの楽しみ方、楽しい時間が過ぎていきます。


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(つづく)