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ノムクラフトのビールを飲むのは、新橋のアイブリューで飲んで以来2回目です。

醸造所について、ホームページでは次のように紹介されています。
「僕らは、この令和元年から和歌山県有田川町にて始動したクラフトビール醸造所です。
世界中に楽しいNOM文化を届けたい!NOMCRAFTは、僕らがよく用い外国人も覚えやすい日本語としてよく用いる『飲む : nom』と『職人 : craft』を掛け合わせネーミングしました。
僕らの造るビールは、大好きなアメリカンスタイルのIPAやホッピーなものをベースに、ポートランドやシカゴ、オーストラリアなどで僕らが積んだ経験を活かしたものです。
また、地元の農家やメイカーとはもちろん、日本、アメリカそして世界中とのブリュワーとも積極的にコラボレーションします。
僕らは、様々なインスピレーションを柔軟に取り入れて個性あるCRAFT ものづくりに挑戦していきます!」

スタッフは、ポートランド出身マスターブリュワーのベン氏、シカゴ出身ビアソムリエのアダム氏、そして旅人タクミ氏の3人です。
将来的には地元農家や世界各地のブリュワーとも積極的にコラボしていきたいそうです。
できたてフレッシュなクラフトビールは、隣接するタップルーム&ハンバーガーカフェ「GOLDEN RIVER」でいただけるとのこと。
保育所だった建物をリノベーションし「クラフトビールでまちづくり」に挑戦中の醸造所、今後の展開が楽しみです。

さて、本日の1本は、伝統的なアメリカンIPAスタイルです。
モルティで苦みもしっかり、ホップは快いパイナップルやシトラスのトロピカルなアロマの波が最初に襲い掛かって来るドリンカブルなインディアンペールエールだそうです。
瓶のラベルは、ちょっと地味です。
保育所のイラストが描かれています。
アメリカのクラフトビールのラベルと比べると、日本的な奥ゆかしさを感じます。
中身で勝負といったところでしょうか。

それでは早速飲んでみましょう。
グラスに注ぐと、濃いゴールドの濁った液体です。
柑橘系の香りが漂います。
口に含むと、喉ごしが極めて柔らかで上品です。
モルトの旨味、ホップの苦みもバランスよくしっかりしています。
パイナップルやシトラスを感じるフルーティーな味わい。
これはうまいです。
クラフトビールならではの手造り感が好印象。
久しぶりに日本の美味しいクラフトビールを飲みました。

IBU60。アルコール度数7.5%。330ml600円(税込み)。

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(2020.4.4.)