イワナの散歩Ⅱ

渓流釣り,温泉巡り,近場のお出かけ,鹿島アントラーズ。すべては美味しいビールのために。2002年からの「イワナの散歩」,2018年リニューアルです。

2019年04月

No.2198 僕ビール,君ビール。(ヤッホーブルーイング)

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ローソンに立ち寄ると,ついつい手が伸びてしまうビール。
そうです,「僕ビール,君ビール。」です。

ローソンでしか売っていません。
ローソンは滅多に立ち寄らないので,立ち寄るとついつい買ってしまいます。
本作は,長野県軽井沢町のヤッホーブルーイングとローソンが2014年に共同開発したビールです。
当初は限定でしたが,人気とともに定番商品となりました。

商品名も画期的ですが,缶のデザインも画期的です。
およそビールらしくないデザインです。

缶には次のような説明が書いてあります。
「ハッとする味と香り。これが僕らのビール。
時代は変わる,ビールは変わらない,なんてことはない。
きょう,この時から,僕らの生活に色を加える,新しいビールの体験がはじまる。」
新しいビールの体験,いいですねえ。

ローソンには,よなよなエールもインドの青鬼もありますが,つい買ってしまうのは,「僕ビール,君ビール。」なのです。
コンビニには珍しいセゾン・スタイル。

それでは,早速飲んでみましょう。
グラスに注ぐと,瑞々しい小麦色の液体です。
新鮮な若い果実のような香りが漂います。
口に含むと,ホップによるキリッとした心地よい苦みと,スッキリしたグレープフルーツのような爽やかさが口の中に広がります。
クリーンでドライなのに,深い味わい。
うまいですねえ。
これはセゾンスタイルの傑作です。

原材料は,大麦麦芽・小麦麦芽・ホップです。
アルコール度数5%。350ml288円。
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(2019.2.24.)

No.1930 一番搾り・プレミアム(キリン)

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このビール,2014年にも飲んでいます。
そのときは小瓶でした。
でも,何だか今回飲む缶ビールとは中身が違うようです。
前回飲んだときは,第一等品ホップ「かいこがね」を75パーセント以上使用している商品でした。
今回は,東北産ホップ「IBUKI」の第一等品をふんだんに使用とのこと。
きっと中身が違いますね。
比べようがないので,一応,商品名が同じということで同じビールとして扱います。
たぶん中身は違うと思いますが。
あまりこだわらないことにしましょう。

本作は,ギフト専用ビールです。
誰も贈ってくれないので,解体品で購入しました。

それでは早速飲んでみましょう。
グラスに注ぐと,クリーミーな泡がいい感じです。
エール系のビールは,泡がない方が美味しいですが,ピルスナーは泡があった方がいいです。
口に含むと,深いコクを感じます。
麦芽の旨み,とってもいいです。
これはうまいです。
ピルスナーの傑作ですね。

ギフト専用というのが恨めしいです。
なぜ,一般発売しないのでしょうか。
自分にプレゼントしたくなりました。

ちなみに,「IBUKI」は,ドイツのザーツ交配品種で日本発祥のホップ品種「信州早生」に改良を加えたホップです。
最大の特徴は,フローラルで華やかな香りです。
とっても特長が生かされていました。
恐るべし,キリンの底力。

アルコール度数5.5%。350ml235円。
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(2019.2.24.)

みんなー,釣ってるかい!

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この10連休は,病院通いです。

看護師さんに,「せっかくの10連休なのに大変ですね。」と言うと,「休めるのは3日間だけなんです。」との返事。

でも,別の日に休めるんでしょうと訊くと,振替休日はないという。

この世界も私の職場と同じブラック企業のようで,気の毒です。

釣りに行けない私も気の毒です。

などと言っていると,イワナの季節さんからメールが来ました。

サクラマスをバラしたそうで悔しそうです。

釣りに行けない私の方がもっと悔しいんだけどね。

イワナの季節さんの情報は,こちらです。
皆さんの釣り情報で,しばらく我慢です。

みんなー,釣ってるかい!
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No.2097 サミュエル・アダムス・リーベルIPA(アメリカ)

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アメリカ東海岸にあるボストンビール醸造所が造るIPAスタイルです。

ボストンビール醸造所は,アメリカのクラフトビールの先駆けとなったサミュエル・アダムスを造る醸造所です。
サミュエル・アダムズは,第二代大統領のジョン・アダムズの従兄にあたる実在の政治家,サミュエル・アダムズにちなんだ商品名です。
世界史弱いので,アメリカの大統領,ジョン・アダムズって,知りません。

折角ですから,歴代大統領調べてみましょう。
初代ジョージ・ワシントンは,知っています。
そのあとずっーと知らない人で,16代エイブラハム・リンカーン,知っています。
あとは,26代セオドア・ルーズベルト,32代フランクリン・ルーズベルトぐらいですかね。
情けないほど知らないです。
日本の歴代内閣総理大臣も知らないぐらいですから仕方ないと思います。

ビールの歴史に話を戻します。
ボストンビール醸造所の始まりは,1860年まで遡ります。
アメリカ・ミズーリ州セントルイスで,ルイス・コッチ氏によって醸造されていたビール「ルイス・コッチ・ラガー」が元祖です。
その後,1985年にルイス・コッチ氏の子孫,ジム・コッチ氏がレシピを改良し,「サミュエル・アダムズ・ボストン・ラガー」が発売されます。
1990年代になると,マイクロ・ブリュワリー興隆の流れを受け,サミュエル・アダムズはアメリカを代表するクラフトビールとして不動の地位を確立しました。

前置きが長くなりました。
それでは早速飲んでみましょう。
グラスに注ぐと,微かに濁った琥珀色の液体です。
ブリティッシュIPAのような香りが漂います。
口に含むと,深いコクと強いホップの苦みがいい感じです。
これはうまいです。
堂々とした風格を感じます。

商品名のリーベルは,「反逆」の意味です。
何が反逆なのかというと,東海岸のブルワリーであるサミュエル・アダムスが初めて造った,ウエストコースト・スタイルのIPAとのこと。
飲んだ感じとしては,ウエストコーストというよりは,英国風のIPAだと思いました。
使用ホップは,カスケード,シムコー,チヌーク,センテニアル,アマリロです。

IBU45。アルコール度数6.5%。355ml580円。
日本ビールが輸入しています。
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(2019.2.24.)


51.昭和村の釣り,夏合宿2泊3日

2001年8月28日~8月30日の釣行記です。

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かつて職場の同僚たちで,IFCという釣りクラブを作り,合宿を行っていました。
IFCというのは,インターナショナル・フィッシング・クラブの略です。
話すと長くなるので,この釣りクラブについては,後日,機会があれば紹介します。
いつの間にか転勤などで自然消滅してしまい,現在は存在しません。
今回の昭和村は,久しぶりの大人数で,IFC復活の様相です。
一人の釣りも気楽でいいですが,大人数での釣りも楽しいです。
それぞれの釣果を語り合い,酒を酌み交わす宴会が楽しいです。
基本的には,宿でごろごろ寝転がり,ビールを飲みながら漫画を読んだりテレビを見たり。
それぞれ自分勝手に,釣りに行ったり,温泉に行ったり,昼寝をしたり。
まるで学生時代の合宿のようです。
中島屋の大部屋は,合宿にぴったりの雰囲気です。

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それでは,今回のメンバー紹介。
EKさん。
福島生まれの茨城育ち。
大学院出の研究者です。
中島屋では名前を覚えてもらえなくて「メガネ」君と言われていました。
メガネをかけている人は他にもいるのになぜ私だけが「メガネ」と悔しがっておりました。
いつも話が面白く,宴会の盛り上げ役です。
当然,酒もビールも大好きです。
雨が降ると全身ずぶ濡れで釣り始める。
雨が大好きな釣り師です。


SKさん。
釣りには全く興味がなかったのに,職場が一緒ということで悪の道に入りました。
全くの初心者です。
いつも寡黙で多くは語らず。
どんなに釣れなくても信じて待ちの釣り,我慢強いです。
あまりにも釣れないので,みんなのいじられ役になっています。


ATさん。
海釣り,川釣り,毎週出かける釣りバカです。
特に渓流にこだわりはないようです。
キャンピングカーが自慢です。
しかし,昭和村でキャンピングカーは林道にも入れずかえって不便のようです。


AKさん。
北海道でも,スキー場でも,山岳地帯でもイワナがいればどこでも出かける強者です。
年間釣行回数でいえば,今回のメンバーの中ではダントツの1位です。
釣りの腕もピカイチ。
我が,師匠です。


AKさんのお友達3人。
バス釣りが本業だそうです。
初めての渓流釣り,はたしてどうなるのでしょうか。


HTさん。
昭和村でのんびりするというスタンスがありません。
ガツガツ釣ります。
数はいつも一番釣ります。
実釣時間もいつも一番です。
釣りに対する情熱も一番です。
唯一の欠点は,車がスポーツカーなので林道には入れないということでしょうか。
 

以上私を含め,総勢9名の大合宿です。
現地集合現地解散のそれぞれの都合に合わせたスケジュールとなっています。
私は,EKさんを車に乗せて2人組での参加です。

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明け方,田島のセブンイレブンに立ち寄ると,SKさんがやって来ました。
3人で川割りをして,AKさんが野尻川上流,私とSKさんが野尻川支流に行くことにしました。
前日に雨が降ったようで,川の状況はこの時期にしてはいい感じです。
AKさんを野尻川上流で降ろし,SKさんと支流を釣ります。
ぽつりぽつりとイワナ,ヤマメが掛かってきます。
型は小さいです。
いつも釣れないSKさんは,小物でも満足しています。
小物でも嬉しかった初心者の頃が懐かしいです。
大物にこだわってばかりいると,釣りは楽しくありません。
改めて釣りの楽しさをSKさんから教わったような気がします。

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その後,私は上流の沢へ移動します。
SKさんは,見沢川へ行きました。
上流の沢も小物ばかりでした。
野尻川に戻り,EKさんをピックアップ。
二人で滝谷川に行きました。
入れ食いです。
十分満足したところで釣り宿,中島屋旅館で休憩です。
SKさん,戻ってきました。
釣れなかったそうです。
そうこうしているうちにATさんがやって来ました。
沢に入って9尾ほど釣ってきたそうです。

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4人が揃ったところで昼食です。
いつもの三島屋が休みだったので,やまか食堂に行きました。
ラーメン(450円)とビール大瓶(600円)。
ラーメンの味は,三島屋の方が上だなと思いました。
お休みで残念です。
午後は,EKさんと大部屋でお昼寝です。
SKさんとATさんは,午後も釣りのようです。
それぞれの夏休みの有意義な過ごし方です。

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夕方,AKさんグループ4人組がやってきました。
ルアーで遊んできたそうです。
SKさんとATさんも戻り,8人での夜の宴会スタートです。
ちなみに,HTさんは,明日から合流予定です。
コシアブラ,マイタケの天ぷら,コゴミ,ゼンマイ,ミズ,黒シメジ。
山の幸と,イワナの骨酒。
最高のご馳走です。
大いに盛り上がり,晩夏の夜が更けていきます。

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さて,2日目。4時半起きです。
野尻川の下流に行くと,本日合流のHTさんがすでに釣っていました。
それではこの場所はHTさんに譲るとして,前日いい思いをした滝谷川に移動します。
堰堤での釣りです。
この堰堤は降りることができないので,下から釣れません。
堰堤の上からの釣りです。
どうせ小物だろうと思ったところ,大物が掛かりました。
堰堤の上からでは,とても引き抜けそうにありません。
意を決して堰堤下に飛び込み何とか取り込むと,思ったほどの大物ではありませんでした。
28センチ。
残念です。
飛び込んで場所を荒らしてしまったので,これ以上釣ることもできません。
そして何より,陸に上がるのに一苦労。

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宿に戻って朝食です。
朝からビールをいただきました。
滝谷川を這い上がった運動の後のビールは旨いです。
朝食後,AKさんグループ,SKさん,ATさんは帰りました。
私は朝ビールが効いて朝寝です。
EKさんは,宿の裏で釣っています。
そうこうするうち,HTさんが戻ってきました。
イワナヤマメを9尾ほど釣ったそうです。

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その後,3人で玉川の大堰堤に行きました。
期待に反して釣れたのは小ヤマメのみ。
大イワナの予感があったのですが,残念です。
さて次はどこへ行こうかと思案しているうちに,雨が降ってきました。
これはチャンスです。
雨で増水すれば魚の活性が高くなります。
野尻川に戻り,全身びしょびしょになりながら釣りました。
が,これまた期待に反して全くダメでした。

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釣りは諦め,玉梨温泉せせらぎ荘のお湯に浸かります。
全身びしょ濡れだったのでサッパリしました。
最高の温泉です。
で,ここで大問題が起こりました。
中島屋でウェーダーに履き替えて出発したとき,私もEKさんも靴は中島屋に置きっぱなしでした。
着替えとお風呂セットはしっかり持ってきたのに,靴がありません。
びしょびしょのウェーダーを湯上がりに履く気はしません。
Tシャツにハーフパンツ,裸足という恥ずかしいスタイルになりました。
中島屋への帰り道,ビールを買おうとオーハラ堂に立ち寄ると,お店の人が裸足の二人を見て「若い人はいいねえ。」と好奇の目で見ていました。
何とも情けない失敗でした。
中島屋で足を洗い,あとはビールを飲んで昼寝です。

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2日目の宴会。
1日目の大宴会から打って変わってEKさんとHTさんと3人です。
コウタケ,タラの芽の天ぷら,ユリネ,ホウキタケ,蕎麦の実,ウドのエゴマ和え,夕顔の餡かけ,サクラシメジの味噌汁,そしてイワナの骨酒。
後はキリンラガービール。
楽しい夜が続きます。

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3日目です。
夜明け前からHTさんはゴソゴソやっています。
雨が降っているので待ちきれないようです。
野尻川の下流に行くと言って,出かけていきました。
私はようやく4時半頃に起き出して,EKさんと野尻川上流に行きました。
雨も上がりいい感じですが,釣果は今一つ。
その後転んで竿を折ってしまったところで終了。
宿に戻って朝食です。

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HTさんは,イワナ8尾ほど釣って戻ってきました。
コンクリート工場の裏で大物が掛かったそうです。
上げてみると,46センチのニゴイだったそうです。
イワナではなく,とても残念がっていました。
朝食後は,HTさんは帰りました。
私とEKさんは,玉梨温泉の共同浴場へ朝風呂に行きました。
熱くていい湯です。
釣りは十分堪能しました。

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あとは帰るだけです。
帰り道,塩原のかんぽの宿に立ち寄り,もう一風呂。
温泉三昧です。
家に帰り,酒処「森林」にイワナとヤマメの差し入れです。
お店で相当飲みましたが,差し入れが利いたのか飲み代はまたも只でした。
ありがたき居酒屋です。
今回の釣果は,イワナ12尾,ヤマメ21尾の計33尾。
尺イワナは釣れませんでしたが,楽しい夏合宿となりました。


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