イワナの散歩Ⅱ

渓流釣り,温泉巡り,近場のお出かけ,鹿島アントラーズ。すべては美味しいビールのために。2002年からの「イワナの散歩」,2018年リニューアルです。

2018年11月

No.3176 ビアタイム蒼天ホワイトエール(ファーイースト)

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さいたま市のお酒屋さん「やまいち」限定販売のオリジナルラベル3本目です。

ファーイースト・ブルーイングが山梨県の源流醸造所で造るセゾン・スタイルのホワイトエールです。
このオリジナルラベル・シリーズの3本は,昼,夕方,夜と,それぞれビールごとの最適な飲み頃のタイミングがデザインされています。
黄昏ゴールデンエールが夕方。
宵時IPAが夜。
そして,本日の1本が蒼天ホワイトエールで昼です。

エール酵母由来の華やかな香りと,小麦由来のフルーティーな香りが特徴とのことです。
さすがに昼には飲めず,夜になってしまいましたが飲んでみます。

グラスに注ぐと,クリーム色の濁った液体です。
柑橘系の爽やかな香りが漂います。
口に含むと,まずは酸味が襲ってきます。
渋めのグレープフルーツのような感じです。
酸っぱいです。
小麦のうまみとホップの苦みが酸っぱさを上手に抑えています。
これはうまいです。
ドライで引き締まった爽やかな喉ごし。
ゴクゴクいけます。

やっぱりこれはコンセプト通り,昼飲むビールですね。
青空の下で飲んだらもっと美味しかったことでしょう。
ビールの旨さは,シチュエーションで変わるものです。
時間や場所,季節,体調,気分に左右されます。
これからもいろいろなビールを様々な状況下で飲んでいきたいと思います。
毎日ビールが飲める,それだけで幸せです。

原材料は,大麦麦芽,小麦麦芽,ホップ,小麦,糖類となっています。
アルコール度数5%。330ml598円。
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(2018.10.24.)

No.702 プレミアム・レッドエール(エチゴビール)

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新潟市のエチゴビールが造る缶ビールです。
日本で地ビールが誕生したのは,1993年の規制緩和による酒税法改正がきっかけです。
その第1号がエチゴビールです。

本作は,日本の地ビール誕生15周年を記念して醸造を開始したビールです。
副原料を使わずに,スペシャリティモルトを使用した芳醇なしっかりとしたミディアムボディが特徴となっています。
ホップには米国産のアマリロを使用し,柑橘系の上品な香り,しっかりとした苦味を演出しています。
それでは久しぶりに飲んでみましょう。

グラスに注ぐと,赤い銅色のクリアーな液体です。
いい色しています。
まるで宝石のようです。
いかにも美味しそうです。
口に含むと,フレッシュな麦の旨みが秀逸です。
柑橘系の香りもホップの苦みも抑えめで上品な仕上がりです。
深い味わいでありながらゴクゴク飲めるスムーズな喉ごし。
これはうまいです。
クラフトビール第1号が生き残っている理由がわかります。
上質な1本でした。

IBU25。アルコール度数5.5%。350ml288円。
クラフトビールにしては破格の安さというのも,エチゴビールのよいところです。
2018年2月には,ニューヨーク・インターナショナル・ビアコンペティションで,金賞を受賞しています。
合わせて,部門賞の「今年のレッドエール醸造所」をエチゴビールが受賞しています。
さすがです。
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(2018.10.23.)

No.3175 ビアタイム宵時IPA(ファーイースト)

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さいたま市のお酒屋さん「やまいち」限定販売のオリジナルラベル2本目です。
ファーイースト・ブルーイングが山梨県の源流醸造所で造るIPAスタイルのクラフトビールです。

1本目がとても美味しかったので,2本目,ワクワクします。
さて,どんなIPAなのでしょうか。

瓶のラベルには,「ホップの苦みと複雑さを一日の終わりに」と書いてあります。
仕事を終えて,秋の夜,静かに自宅で飲むビール。
そんなところでしょうか。
中身は,ベルジャン酵母とアメリカンホップによる華やかな香りのベルジャンIPAとのこと。

早速飲んでみます。
グラスに注ぐと,黄土色の濁った液体です。
柑橘系の香りが漂います。
口に含むと,モルトの深い味わいとホップの強い苦みが襲ってきます。
喉ごしは極めて柔らか。
最近流行のニューイングランド・スタイルですね。
これはたまりません。
感動的にうまいです。
これはもう傑作です。
源流醸造所,いい仕事しています。

原材料は,大麦麦芽,ホップ,糖類となっています。
アルコール度数6%。330ml598円。
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(2018.10.23.)

No.3174 ビアタイム黄昏ゴールデンエール(ファーイースト)

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ファーイースト・ブルーイングが山梨県の源流醸造所で造るゴールデンエール・スタイルのクラフトビールです。
さいたま市のお酒屋さん「やまいち」限定販売のオリジナルラベルです。

源流醸造所は,2017年5月に醸造を開始した新しい国産クラフトビール醸造所で,次々と傑作ビールを生み出している新進気鋭の醸造所です。
個人的に,最近お気に入りの醸造所となっています。
とても楽しみです。

飲む前からワクワクします。
それでは早速飲んでみましょう。
グラスに注ぐと,濁った小麦色の液体です。
通常のゴールデンエールと異なりかなり濃厚です。
口に含むと,濃厚な麦の旨味とホップの苦みが絶妙です。
マンゴーやパッションフルーツなどの南国系の香りがいい感じです。
これはうまいです。
期待通りです。
クリーミーで柔らかな喉ごし。
ニューイングランド・スタイルのようなまったりとした味わいです。
感動的な旨さでした。

原材料は,大麦麦芽,ホップ,糖類となっています。
IBU35。アルコール度数5%。330ml598円。
東京都の水源のひとつである多摩川源流の水を使用しています。
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(2018.10.22.)

牛久シャトービールのその後

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衝撃的なニュースの牛久シャトービール醸造中止。

本日の新聞報道によれば,牛久シャトービールその他の営業停止に対して,牛久市長が存続の請願書を経営会社社長に提出するとのことです。

やっと動き出しましたか。
ただ,企業としては利潤の追求が必要なので,ハイそうですかとはすんなりいかないのではと思います。
原因が赤字ですから。

それでは市が観光資源として経営を引き継ぐとの策はどうでしょうか。
公社化するにも税金の無駄遣いを指摘されそうですし,難しい問題です。
一番の解決策は,どこか経営を引き継ぐ企業が名乗り出ることではないかと考えます。

伸びしろはあります。
これまでの経営がよくないのですから。
美味しいビールを造っています。
それなのに,とにかく宣伝が下手です。
たとえば,現在,1500円でクラフトビール飲み放題を実施しているのですが,そのことが周知されていません。
周辺市町村への新聞折り込みもほとんどありません。
ホームページでも最新情報が確認できません。
行ってみないとわからない状況なのです。
それで行ってみれば,予約でいっぱいですと入店を断られるお客さんが続出しています。
広報活動に問題があると思います。

我が茨城県は,魅力度ランキングでも毎年最下位を続けているように,広報活動に問題を抱えています。
前にも書いたように,住めば都なので,別に魅力度最下位でもいいと思っていますが,牛久シャトービールについては,とにかく残念でなりません。
とっても美味しいビールを造っているのです。

個人的なお願いです。
どなたか,経営を引き継いでもらえないものでしょうか。

ギャラリー
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