2002年7月6日~7月7日の釣行記です。
仕事から帰り仮眠をとろうと思ったけれど,何だか興奮して眠れません。
仮眠は諦め,早々に昭和村へ向け車を走らせます。
夜中に舟鼻峠を越えました。
峠でキツネが二匹,と思ったらイヌでした。
たぶん,捨てられたのだと思います。
可哀想に。
夜明け前,野尻川の支流に到着しました。
夜明けを待って,夜明けとともに釣りを始めました。
一投目,28センチのイワナです。
これは幸先よいと,二投目。
32センチのイワナです。
その後も,百発百中,型は小さくなりましたが気持ち悪いぐらいイワナが釣れます。
リリースサイズに興味はないので,上流へ移動します。
またも一投目,31センチのイワナです。
その後も,入れ食い状態。
釣りというのは,釣れすぎても面白くないものです。
野尻川の本流に戻ります。
本流での一投目,34センチのイワナです。
あっという間に尺イワナ3尾,こんなこと初めてです。
驚くほどの魚影の濃さです。
朝7時,納竿です。
これ以上釣っても仕方ありません。
十分釣りは堪能しました。
キープした尺イワナは,中島屋のおじちゃんに魚拓にしてもらいました。
「魚拓はとっといてやるから,釣りに行って来なせい。」と,おじちゃん。
「もう十分釣ったから,釣りは終わりです。」と,私。
「まあ,何しに来たんだか,変わった人だ。」と言われても,もう,釣りをする気力がありません。
宿で一休みしたあとは,玉梨温泉「せせらぎ荘」へ,向かいます。
いつ来ても,ほんといいお湯です。
食堂が始まる時間まで,温泉でのんびりします。(250円)
湯上がりは,いつものラーメンをいただきます。(400円)
安くてとっても美味しい喜多方ラーメンです。
本当は,ラーメンを食べてから汗を流したいのですが時間の関係で仕方ありません。
せっかく温泉でサッパリしたのに,ラーメンで汗だくです。
その後は,宿に戻って昼寝です。
この日の泊まり客は,3人でした。
常連のカラオケ3人組,HYさんとOさんとご一緒です。
Oさんは,肺気腫を患っているそうで階段の上り下りがきつそうでした。
二人とも私と同じく舟鼻峠でイヌを見かけたそうで,野犬にならないか心配していました。
冬の厳しさを考えると,生きていくのは難しそうです。
山菜料理と,イワナの骨酒,尺イワナの塩焼きで楽しい夜が更けていきました。
今回釣れたのは,3日前に大雨が降ったからだとおじちゃんが言っていました。
とても条件のいい日でした。
2日目は,ゆっくり寝ていようと思っていました。
せっかくいい気持ちで寝ているのに,明け方,宿のおばちゃんに起こされました。
雨が降っているから,ぜひ,釣りに行きなせいとせっつかれました。
仕方がないので,眠い目をこすりながら釣り場に向かいます。
確かに釣れますが,型が小さいです。
雨はすぐにやんでしまいました。
魚が動くほどの雨ではなかったようです。
5尾ほど釣ったところで宿に戻りました。
あまりにも早く戻ったので,宿のおじちゃんもおばちゃんもあれまあと,呆れています。
朝食をとり,さっさと帰ります。
途中,上塩原温泉「まじま荘」に立ち寄りました。(500円)
まじま荘の温泉は、自家源泉を無加水・無加温でかけ流した100%の天然温泉です。
泉質は,ナトリウムー塩化物泉。
無色透明なクセのない柔らかなお湯です。
源泉温度は,64.0℃と高めですが,内湯,露天風呂とも適温に調節されています。
ゆっくりお湯に浸かりながら,あまりにも釣りをやらなかったので,少し後悔しました。
ここから昭和村に引き返したい衝動に駆られましたが,後の祭りです。
もっと釣りをやればよかったなあと反省しました。
(おわり)