イワナの散歩Ⅱ

渓流釣り,温泉巡り,近場のお出かけ,鹿島アントラーズ。すべては美味しいビールのために。2002年からの「イワナの散歩」,2018年リニューアルです。

JR男鹿線(秋田駅→男鹿駅)

一人旅シリーズ第9回、大人の休日倶楽部パスの旅、第5回。
2024年1月21日(日)~23日(火)のお出かけ、その11です。

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秋田駅、9時24分発の男鹿行きに乗りました。
JR男鹿線は、別名「男鹿なまはげライン」と呼ばれています。
「男鹿=なまはげ」ということをヒシヒシと感じます。
男鹿線の車両は、赤と青のコントラストが眩しい2両編成の列車です。
この車両は、2017年から運行されているEV-E801系という形式で、蓄電池駆動のEV車です。
ACCUMというそうで、新しく近代的な車両でカッコいいです。
シートもロングシートで、ローカル線の雰囲気はありません。

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秋田駅を出発すると、追分までは奥羽本線を走ります。
乗車率は40%ぐらいでしょうか、県庁所在地の秋田駅近郊を走る通勤通学電車といった感じです。
殆どの乗客は奥羽本線の追分駅までで降りてしまい、男鹿線起点駅の追分から先は、車内がガラガラとなりました。
全体で20人ほどの乗客でしょうか。
車両は最新式ですが、追分駅から先はローカル線らしさが漂います。

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実は、JR男鹿線には過去にも乗車したことがあるのですが、殆ど記憶がありません。
というのも、車窓がつまらないのです。
地図上では、海沿いを走るようなイメージですが、実際には海からは1kmほど離れていて、男鹿半島の日本海沿いを行くわけではないのです。
そういうことですので初めて乗る路線のように、新鮮な気持ちで車窓を楽しみます。
記憶にないというのはいいことですね。
しっかり記憶していると、楽しむことができません。
我がバカ頭、よくできたものです。
追分駅の次の出戸浜駅のあたりでは、激しく雪が降ってきました。
そして、上二田駅。

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続いて、二田駅。
やっぱり車窓はつまらないです。

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天王駅を過ぎて、八郎川橋梁を渡ります。
日本海と八郎潟を繋ぐ川です。
八郎潟が干拓されたために、我が茨城県の霞ヶ浦は日本で2番目の湖に浮上しました。
とはいっても2番ですからねえ。
我が茨城県は、魅力度ランキングが最下位だけあって、1番が少ないんです。
日本三名瀑の袋田の滝も、日光華厳の滝や那智の滝にはかないません。
日本三名園の偕楽園も、後楽園や兼六園にはかないません。
利根川も、信濃川にはかないません。

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船越駅を過ぎて、脇本駅。
海が見えないと、車窓は楽しくないです。
海沿いに住んでいない私にとって、海は憧れです。

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羽立駅を過ぎて、終点男鹿駅に着きました。
男鹿駅が一番海に近い駅のようです。
男鹿駅は、2018年に駅前とともにリニューアルされたそうで、終着駅のイメージからはほど遠い近代的な駅舎です。
昔の駅舎より手前に新築したらしく、男鹿線そのものが200m短くなりました。
ちなみに、リニューアルする少し前、男鹿駅からさらに先、貨物支線の船川港線があったのですが、2002年に廃止されています。

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船川港線の踏切が保存されていました。

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駅の待合室は、観光案内所になっています。
大粒の雪が降ったりやんだりしていますが、折り返し列車が出る30分間、駅の周辺を散策してみたいと思います。
(その12へつづく)

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「JR男鹿線」データ

路線:追分~男鹿 
区間:26.4 km
駅数:9(起点駅含む)
複線区間:なし(全線単線)
電化区間:なし(全線非電化)(男鹿駅構内は、蓄電池駆動電車の充電用に電化)
運行形態:普通列車のみで1日15往復、全列車でワンマン運転
歴史:
1913年(大正2年)11月9日 【開業】船川軽便線追分~二田 (10.4km) 【駅開業】二田
1914年(大正3年)11月8日 【延伸開業】二田~脇本 (8.5 km)【駅開業】船越、脇本
1915年(大正4年)12月1日 【延伸開業】脇本~羽立 (4.8 km)【駅開業】羽立
1916年(大正5年)12月16日 【延伸開業・全通】羽立~船川 (2.9 km)【駅新設】船川
1922年(大正11年)9月2日 【線名改称】船川線
1937年(昭和12年)6月10日【延伸開業】船川~船川港 (1.8km)(貨物線)
1950年(昭和25年)7月25日 【仮乗降場新設】出戸
1951年(昭和26年)12月25日 【仮乗降場→駅・改称】出戸→出戸浜
1956年(昭和31年)11月26日 【駅新設】上二田、天王
1968年(昭和43年)4月1日 【線名改称】男鹿線 【駅名改称】船川→男鹿
2002年(平成14年)1月1日 【廃止】男鹿~船川港 (-1.8km) 【駅廃止】(貨)船川港
2018年(平成30年)7月1日 【駅移転】男鹿【営業キロ改定】羽立~男鹿 (-0.2 km)


No.5139 むったど・フリースタイル・ヘイジーIPA(ビー・イージー・ブルーイング)

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青森県弘前市にあるビー・イージー・ブルーイングが造るヘイジーIPAスタイルの缶ビールです。
弘前へ行った友人から、お土産でいただきました。
ビー・イージー・ブルーイングのタップルーム「ギャレスのアジト」で買ってきたそうです。

「ギャレスのアジト」は、弘前駅から少し遠いのと営業時間が水曜日から土曜日の17:00~22:00と限られているので、行きたいとは思うのですがなかなかその機会に恵まれません。
「ギャレスのアジト」で樽生を飲んできた友人が羨ましいです。

さて、本作について醸造元では次のように紹介しています。
「私たちのお気に入りの Freestyle Hopのみを使用したヘイジーIPA。Freestyle Hopの成長、選別、加工に尊敬を表すとともに、そのホップの香り高さが一口ごとに表れています。ホップのキャラクターとベースのビールから慎重に選ばれたこれらのホップは、フルーツバスケットのような味わいをお届けします。クラフトと味の本質を体現する一杯に乾杯!
津軽弁: むったど=いつも」

フリースタイルというのはビールのスタイルではなく、ニュージーランドにある「FREESTYLE HOPS」というホップファームのホップを使用しているということのようです。
FREESTYLE HOPSは、南島のUpper Moutereという場所にあります。
ニュージーランドのホップといえば、Nelson Sauvin が有名ですが、ネルソンという街にはほとんどホップファームはなく、ネルソンの近郊のタスマン地区のリッチモンド、タパウェラ、モウチュエラという3つの町でニュージーランドのほとんどのホップが栽培されているとのことです。
また、ニュージーランドの殆どのホップファームは「NEW ZEALAND HOPS」と提携していますが、「FREESTYLE HOPS」はアメリカなどの資本による独自のホップファームだそうです。

それでは早速飲んでみましょう。
グラスに注ぐと、山吹色の強く濁った液体です。
口に含むと、グレープフルーツのような香りと酸味。
トロピカルフルーツの甘い香りも感じます。
ビー・イージーお得意のヘイジーIPA、安定感抜群のバランスです。
これは最高にうまいです。
タップルームで飲んだらもっと美味しいのだと思います。
「ギャレスのアジト」、行ってみたいです。
買ってきてくれた友人には感謝です。

アルコール度数6%。350ml。いただき物につき価格は不明です。

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(2024.2.2.)

191.暑い野尻川の熱い釣り(3)

2024年4月6日~7日の釣行記その3です。

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昼食の後、野尻川支流の小川に行ってみました。
この支流は夏場は殆ど水量がないのですが、この時期は雪融け水で流れが強いです。
渓流釣り場としてよく知られた支流ですので、かなり人が入っているようです。
川岸の雪は、釣り人によって踏み固められています。
見るからに釣れそうもないので、竿は出しませんでした。

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その後、AKさんと別れてそれぞれ別の沢に入りました。
どちらの沢も人が入った形跡があります。
何だか釣れそうにありません。
沢を登っていくと汗が噴き出してきます。
こんなに暑い春の釣りは初めてです。
ヘトヘトになりながら誰かの釣り残しでしょうか、イワナを1尾釣り上げました。
1尾釣るのがやっとです。
体力の衰えを感じつつ、沢を下って戻りました。

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しばらくすると、AKさんも戻ってきました。
やはり先行されていたようで、アタリはなかったとのことでした。
これで対戦スコアは、3-2と私が1歩リードです。
(別に勝負しているわけではありません。)

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例年の釣りならここで諦めて、温泉に入ってビールにしましょうとなるのですが、今年は違います。
もう1本、別の沢に行きました。
沢の上流部はAKさん、下流部は私と別れて竿を出しました。
AKさんはイワナ1尾、私は2尾、リリースサイズではありましたがなんとか釣り上げることができました。
衣服は汗でびっしょりですので、さすがにここで1日目の釣りは納竿としました。
1日目の対戦スコアは5-3で私の勝ちです。
(別に勝ちにこだわっているわけではありません。)

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温泉は、野尻川沿いにある八町温泉「亀の湯」です。
ところが「亀の湯」、珍しくとても混んでいました。
ゆっくり入りたかったので、対岸の玉梨温泉共同浴場で汗を流しました。
掛け流しの天然温泉、実にいい湯です。
湯上がりのせいかもしれませんが、半袖Tシャツ1枚で十分な陽気です。
湯上がりのビールが飲みたくて、宿へ急ぎます。

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本日のお宿は、昭和村の中島屋旅館なきあと、定宿となりつつある金山町の「朝日屋」です。
民宿とは思えない豪華な料理とリーズナブルな宿泊料金で人気のお宿です。
近年は工事関係の方々が宿泊していてなかなか予約が取れなかったのですが、大規模な工事は終わったようです。
工事関係者は少なかったです。
ところが今度は、JR只見線が再開したことから、鉄道ファンが多く訪れるようになったそうです。
列車の時刻に合わせてJR会津川口駅への無料送迎をしていただけることから人気があるようです。
本日も、満室とのことでした。
この宿の魅力は、それだけではありません。
民宿なのに、生ビールや樽ハイ、地酒などアルコール類が充実しています。
早速、生ビール(スーパードライ600円)をいただきました。

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その後は、樽ハイ(500円)をいただいたり、持参のビールを飲んだり、部屋でだらだら過ごします。
もちろん、明日の作戦会議もしっかり行いました。
部屋には炬燵がありましたが、全く必要ない暖かさです。
エアコンを使うほどの暑さではありませんでしたが、窓を開けても寒さは感じません。
爽やかな春の風が吹き抜けていきます。

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夕食の時間となりました。
夕食は広間でいただきます。
沼沢湖名物のヒメマスは不漁のようで、焼き魚は落ち鮎でした。
卵がびっしり入った絶品です。
そして会津定番の馬刺し。
これまたとても美味しいです。
そして季節の山菜小鉢、ビールが進みます。
さらに、揚げ物や鍋物まであって1泊夕食付き7700円。
言うことありません。

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それから、ご主人お勧めの冷酒もいただきました。
「純米酒生 てまえ酒」(700円)です。
フルーティーで円やか、爽やかなのに深い味わい、これはうまいですね。
この酒は、地元金山町の酒米「フクノハナ」を使用し、地元の名水「山入打越山の清水」を仕込水にして醸造した限定品で、幻の酒と言われているそうです。
商品名は、開発に携わった方々の想いを表現するのに最高の名前を選ぶ中で、「手前みそ」の「てまえ」が選ばれ、命名されたとのことです。
また、ラベルを真っ白にしているのは、この酒は贈答する事を念頭に置き、贈られる方が相手の方に伝えたい想いを書けるように、あえて絵や文字を入れないデザインにしているそうです。
会津若松市の末廣酒造(株)が醸造しています。

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ちょっと飲み過ぎました。
例年だと、2日目は釣りをやらないことが多いのですが、今年は違います。
明日に備えてしっかり寝たいと思います。
(その4へつづく)


No.5138 バクの初夢(ヤッホーブルーイング)

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長野県軽井沢町にあるヤッホーブルーイングが造るエクストラ・ペールエール・スタイルの缶ビールです。
年末年始限定のビールなのですが、もったいなくてなかなか飲めずに今頃飲むことになってしまいました。

ヤッホーブルーイングでは2013年から年末年始限定で「福ビール」を販売してきました。
今回は、「福ビール」に替わり、リニューアルして「バクの初夢」としてリリースされました。

本作について、醸造元では次のように紹介しています。
「新年を迎える時、今年はどんな年になるのだろうと思い浮かべることはありませんか?
新しいことに挑戦したり、新たなものにも出会いたい。おいしいものを食べたり飲んだり、おもしろい本もたくさん読みたい。そんな偶然の出会いを新年にお届けするために、私たちがつくったクラフトビールが、毎年味わいとデザインが変わる特別なビール『バクの初夢』です。年末が近づく度に『今年はどんな味わいだろう』とワクワクしてもらえるようなビールを目指しています。

味わいは毎年変わります。『バクの初夢2024』は、よなよなの里のビールの中でも、ホップ使用量が多い『インドの青鬼』のさらに約1.5倍ほどのホップを使用しています。今までの知見を活かし、最も香りが強く感じられるホップの品種を選定、6種類をブレンド。普段は苦味づけに使うホップを香りづけのタイミングで投入するなど、ホップの香りを強く出すことに試行錯誤しました。ホップの香りが鼻の奥にまで届くような感覚に近く、思う存分にホップの豊かな香りを楽しめます。味わいはドライでありながら、少し高めのアルコール度数が満足感の高いビールに仕上げています。長年ビールを研究してきたヤッホーブルーイングの最新の知識を集めてつくった一杯です。

バクの初夢2024は『エクストラペールエール』というスタイルのビールです。世界に150種類以上あるビアスタイルの中から、今年の一杯をつくりました。今年は、『エクストラペールエール(Extra Pale Ale)』。eXtraなPale AleということでXPA(エックス・ピー・エー)ともいいます。直訳すると、特別なペールエール。ペールエールは、アメリカンホップの香りが華やかに感じられるのが特徴のビアスタイルです。そこにExtraと付くとどうなるのか。明確な基準はなく、醸造家がペールエールにさらに創意工夫を凝らしたものをエクストラペールエールと名付けています。」

それでは早速飲んでみましょう。
グラスに注ぐと、クリアーなゴールドの液体です。
口に含むと、フルーティーな柑橘の香りがいい感じ。
穏やかで瑞々しいスイスイいけるスッキリ系です。
思ったほど苦味は強くなく、ゴクゴクいける秀作でした。
これはうまいです。

アルコール度数6%。350ml。定期便で購入しました。

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(2024.2.1.)

鹿島アントラーズ 1-0 京都サンガF.C.

J1 第8節
2024年4月13日(土)15:00キックオフ
試合場:県立カシマサッカースタジアム

鹿島アントラーズ 1-0 京都サンガF.C.

(公式動画より)

鹿島アントラーズが勝ったときだけつぶやく「イワナのつぶやき」、久しぶりです。
というのも、このところの鹿島アントラーズは得点力不足に悩み2連敗です。
本日の京都戦も、ゴールの予感が全くないまま時間だけが経過していきます。
そして、攻撃がうまくいかないだけでなく、守備も冷や汗ものでハラハラします。
観ていて精神衛生上よくありません。
相手が疲れてきた終盤になんとか点を取って勝ちましたが、あまりいい気分ではありませんでした。
同じ1-0のゲームでも、早い時間帯の1点と終了間際の1点では、試合全体の印象が異なります。
気持ちよく観戦できるよう、次節は早めに得点しスカッと勝ってほしいものです。
もちろん、複数得点を取れればそれに越したことはありません。

得点
濃野 公人(後半40分)

メンバー
GK
1 早川 友基
DF
2 安西 幸輝
5 関川 郁万
32 濃野 公人
55 植田 直通
MF
13 知念 慶
14 樋口 雄太→36 師岡 柊生(後半24分)
15 藤井 智也→27 松村 優太(後半39分)
25 佐野 海舟
FW
7 チャヴリッチ→77 ギリェルメ パレジ(後半48分)
40 鈴木 優磨

ギャラリー
  • No.5142 ラッキー・ドラゴン・旨味ペールエール(黄桜)
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  • No.5141 ねご・ウエストコーストIPA(ビー・イージー・ブルーイング)
  • No.5141 ねご・ウエストコーストIPA(ビー・イージー・ブルーイング)
  • 191.暑い野尻川の熱い釣り(4)
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